kintoneで「別のアプリのデータを持ってきたいな」というとき、いくつか方法があって迷いませんか?今回は、その大本命である「ルックアップ」をマスターできるように、ストレートに解説します!
kintoneでデータを連携する機能は、この3つだけ。違いは一言でいうとコレです!
機能名 | 一言でいうと?(データ動作) | 使いどころ(具体例) |
ルックアップ | 他のアプリからデータをコピーして保存する | 計算や集計に使い回したいとき(例: 顧客マスタ ➔ 案件管理) |
関連レコード一覧 | 他のアプリのデータを参照して表示する(保存なし) | 過去の履歴を「見るだけでいい」とき(例: 社員情報 ➔ 配属履歴) |
アクション | 他のアプリへデータをコピーして新規作成する | 次の業務へレコードを引き継ぐとき(例: 応募者管理 ➔ 面接管理) |
例えば「顧客名」を選ぶだけで、住所も電話番号も自動で入ることです。
手入力だとありがちな「株式会社」と「(株)」の表記ブレや、単価の入力ミスをゼロに近づけます。データが綺麗にまとまるから、その後の「見積書・請求書の作成」や「売上集計」がめちゃくちゃ楽になるんです!
便利だけど、kintone特有の「クセ」があります。ここだけ押さえとけば怖くない!
①「取得」ボタンを押さないと何も起きない
フィールドに文字を入れただけじゃダメ。右側の「取得」をクリックするのが絶対ルール!
② 元データを変えても「自動更新」されない
ExcelのVLOOKUP感覚でいると混乱します。マスターアプリ側のデータが変わっても、ルックアップしたアプリのデータは「取得」をクリックした時のまま。最新にするなら、もう一度「取得」が必要!
③ コピー元レコードを削除するとリンクが死ぬ
マスターアプリ側のレコードを消しても、すでにコピーされたデータはそのまま残ります。ですが、ルックアップフィールドの値をクリックした場合、コピー元に遷移せずエラーになってしまいます。
レコードを完全に「削除」するか、削除せず「解約済」などのステータス(フラグ)に変えて残しておくかは、その後の業務で過去のデータを振り返る必要があるかどうかに合わせて判断するのがポイントです!
④「検索したのに出てこない!」。英数字や1文字検索のルール
ルックアップ機能における「1文字検索と英数字の単語内検索」の設定を「有効/無効」にするかで、レコードの検索の挙動が大きく変化します。
より柔軟な検索ができるようになり、多くのレコードを広く候補として探したい場合におすすめの設定です。
・1文字での検索が可能
2文字以上の単語(例:「林浩一」)を、1文字の「林」だけで検索できます。
・英数字の部分一致が可能
単語の一部に含まれる文字列(例:「kintoneAbc-01234」の中の「kin」や「123」など)でもヒットします。
⚠️注意点
キーワードによっては、関連性の低いレコードまで候補に出てしまうことがあります。
より厳密な検索になり、関連性の高いレコードだけを確実に絞り込みたい場合に向いています。
・2文字以上が必要
2文字以上の単語は、2文字以上の文字列を入力しないと検索できません。
・英数字は単語単位
「kintoneAbc-01234」を「kintoneabc」や「01234」のように単語単位で入力する必要があり、一部(「kin」や「123」など)ではヒットしません。
⚠️記号の扱い
アンダースコア(_)、番号記号(#)、プラス(+)は単語の一部とみなされるため、それらを含む場合はひとまとまりで入力する必要があります(例:「cybozu_kintone」を「cybozu」だけで検索してもヒットしない)。
「マスタからデータを引っ張ってくる」という基本機能だけに留まらない、今日からすぐ使えて現場の入力ストレスをゼロにするルックアップの設定アイデアを3つ厳選してお届けします。
ルックアップの「取得」を押したとき、すでに販売終了した商品や、退職した社員、大昔の取引先がズラリと並んで「目的のデータが見つからない!」となったことはありませんか?データの件数が増えれば増えるほど、この選択画面は見づらくなっていきます。これを防ぐのが、ルックアップ設定内にある「コピー元のレコードの絞り込み条件」です。
👆 設定のコツ
マスタ側のアプリに「運用ステータス(ドロップダウン:有効/無効)」や「販売状況」といったフィールドを作っておき、ルックアップの設定画面で以下のように設定します。
[コピー元のレコードの絞り込み条件] > [運用ステータス] > [次のいずれかを含む] > [有効]
📈効果
これだけで、ルックアップ画面を開いたときに「今、本当に必要なデータだけ」を自動で表示してくれます。探す手間が省けるだけでなく、古いデータを誤って選ぶミスも完全に防げます。
ルックアップで検索したのに「あれ?新しく取引が始まった会社がマスターアプリに登録されていない……」というケース、実務ではあるあるですよね。わざわざ別のタブを開いて、マスターアプリを探して、新規登録して、また元のアプリに戻ってページをリロードして……という往復はかなりのストレスです。
そこで、ルックアップフィールドのすぐ上に「ラベル」フィールドを配置しましょう。
👆 設定のコツ
ラベルフィールドの文字装飾機能を使って、「👉 マスターに登録がない場合は【こちら】から新規登録してください」と記載し、マスターアプリのレコード追加画面のURL(https://〇〇.cybozu.com/k/アプリID/edit)をリンクとして貼り付けます。
📈 効果
ルックアップでヒットしなくても、その場から1クリックでマスターの登録画面へジャンプできます。登録が終われば元の画面に戻って「取得」を押し直すだけ。作業の動線をブツブツ切らさないための、ユーザーに優しい親切設計です。
「元のデータを変更しても自動更新されない」というクセのあるルックアップですが、一気に最新化する方法があります。
それはルックアップ先アプリのレコードを一旦CSVで書き出し、内容を何もいじらずにそのまま「一括更新」で読み込む方法です。
すると、kintoneがルックアップを再取得し、過去の全データをごっそり最新情報に書き換えてくれます!
「ルックアップ、ちょっとめんどくさそう?」
いやいや、ここでデータを綺麗に整えておくと、将来AIにデータ分析や売上予測をさせるときにめちゃくちゃ化けます(AIは綺麗なデータが大好物なので!)。
まずは標準機能で「マスタから引っ張ってくる技」を習得しましょう。
AIを見越してkintoneを使いこなし、一歩先のビジネスマスターへ!

「Excelみたいに自動更新されないの……?」 「設定画面にコピー元のフィールドが出てこない!」
kintoneの超便利機能「ルックアップ」ですが、初心者泣かせな特有の「クセ」に頭を悩ませることも多いですよね。
そんなときは、kintone学習の強力な味方、「レクシンAI」をぜひ活用してみてください!
アプリのタタキ台を自動作成
アプリ開発の打ち合わせ議事録やメモを読み込ませるだけで、ルックアップや関連レコード一覧の連携を見据えたアプリの土台を自動で構築します。
「もっとこうしたい」に合わせた最適な設計提案
要件定義書を見ながらAIチャットに質問すれば、「重複禁止のチェックは入っている?」「被らない顧客コードを紐付けよう」など、kintoneの仕様をおさえたスマートな設計を提案してくれます。
「ちょっと不便…」を解決するカスタマイズ
「標準機能だとルックアップ先を直接編集できない…」「自動更新させたい!」といったお悩みも安心。JavaScriptのカスタマイズコードを自動生成したり、難しいコードの仕組みを初心者向けに優しく解説してくれます。
興味のある方は、ぜひレクシンAIの無料お試しプランからスタートしてみてくださいね!
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