
「取引先や外注先とkintoneで情報共有したいけれど、相手はkintoneを使っていない……」
「社外の人を自社のkintoneに招待して、セキュリティは大丈夫?」
そんな不安を抱えているkintoneビギナーの管理者・担当者の方へ!
kintoneでできることの一つとして、社外の人を安全に招待して共同作業を行うための「ゲストスペース」という便利な機能があります。
この記事では、ゲストスペースの基本から、知っておくべきセキュリティ仕様、設定の注意点までを分かりやすく解説します。
「社外の人を自社のkintoneに招待したいんだけど、相手側もkintone契約してないとムリなのかな?」結論から言うと、
外部企業がkintoneを契約していなくても、連携できます。招待された側(ゲスト)は、届いたメールから無料のゲストアカウントを作成するだけで、あなたのkintone環境に参加可能です。ただし、料金の仕組みには少し注意が必要です。利用条件をすっきり整理してみましょう。
項目 | ゲスト側(外部企業) | 招待する側(自社) |
|---|---|---|
kintone契約 | 不要 | 必要(自社ユーザーの基本料金) |
初期費用・月額 | 0円(完全に無料) | 自社側にゲストライセンス費用が発生 |
作成できる | なし | ・ライトコース:上限100個まで |
必要なもの | ・メールアドレス | ゲストスペースの作成権限 |
💡 【重要】費用は「招待する側(自社)」が負担します
ゲスト(外部企業)の利用料は無料ですが、招待する側(自社)にゲスト1ユーザーあたりの月額費用が発生します。
※ただし、招待する相手(外部企業)がすでに自社でkintoneを個別に契約している場合は、アカウントを「共通化」することで、自社側のゲストユーザー利用料を無料にすることができます。
「社外の人を自社の環境に入れるなんて、他の社内データを見られないか心配……」と思いますよね。安心してください。kintoneのゲストスペースは、強固な隔離設計になっています。
社内データからの「完全なデータ隔離」
ゲストは、招待された特定のゲストスペース内のアプリや掲示板しか閲覧・操作できません。通常の社内ポータルや他のスペースは、画面上から完全に非表示になります。
「スペース単位」の徹底したアクセス権
「プロジェクトAのスペース」に入っているゲストが、「プロジェクトBのスペース」を覗き見ることは不可能です。
kintoneのシステム管理から設定することで、ゲストアカウントに対してもログイン時の二段階認証を必須にできます。 万が一、IDやパスワードが漏洩しても、登録されたメールアドレスに届く確認コードがなければログインできないため、不正アクセスを強力に防げます。
⚠️ 知っておきたい注意点⚠️
IPアドレス制限はゲストに効かない
自社のkintone環境にIPアドレス制限(「社内からしかアクセスできない」などの制限)をかけている場合でも、ゲストユーザーはその制限の対象外となり、自宅や外出先などどこからでもアクセスが可能です。そのため、上記の「二段階認証」を必ずセットで運用することをおすすめします。
ゲストスペースを使う上で、初心者が意外と見落としがちな注意ポイントが3つあります。トラブルを防ぐために、kintoneアプリ作成時・スペース作成時には必ず対策しておきましょう。
🚨 注意点1
1つのスペースに複数社を同居させない(企業ごとに分ける)
同じゲストスペースにA社とB社を同時に招待すると、お互いのユーザー名や書き込んだコメントが完全に閲覧できてしまいます。他社に存在や取引内容を知られたくない場合は、必ず企業ごとに個別のゲストスペースを分けて作成する必要があります。
🚨 注意点2
「ユーザー選択」フィールドの候補範囲に注意
アプリの設定で「ユーザー選択」フィールドを配置すると、そのゲストスペースに参加しているメンバー(自社の担当者や、同じスペースにいる他のゲスト)の名前が検索候補として一覧に表示されてしまいます。
ゲストに他のメンバーの名前を見せたくない(検索候補に出したくない)場合は、用途に合わせて以下のように対策しましょう。
ゲストにそのフィールドを見せる必要がない場合(社内メンバ―のみで使う) 「ユーザー選択」フィールドの閲覧権限を設定し、ゲストユーザーからは非表示にします。
ゲスト自身に名前を入力・確認させたい場合
「ユーザー選択」フィールドの使用をやめ、「文字列(1行)」フィールド等を配置して名前を直接手入力してもらう運用にします。
🚨 注意点3
添付ファイルのダウンロード制限
「ファイルは見てほしいけれど、ダウンロードしてローカルに保存されたくない」という細かい制御は、残念ながらkintoneの標準機能ではできません。
対策
機密性の高いファイルの扱いについては、「スペース内でのみ閲覧し、ダウンロードはしない」といった運用ルールを事前に相手企業と合意しておく必要があります。
kintoneのゲストスペースを使えば、メールやチャットツールで散らばりがちだった社外とのやり取りを劇的にスマートに集約できます。まずは「kintone問い合わせ管理や進捗管理から始める」のか、「ファイルのやり取りをメインにするのか」など、具体的な業務フローをイメージしてみてください。

「ゲストスペースを設計したいけど、何からすればいいの?」
そうお悩みではありませんか?そんな時は、kintoneに特化したkintone AIアシスタント「レクシンAI」をぜひ活用してみてください!
レクシンAIなら、kintoneアプリの作り方に詳しくなくても、アプリ開発の打ち合わせの議事録やメモなどを読み込ませるだけで、アプリのたたき台を自動で作成してくれます。
要件定義書やアプリ設計書を確認しながら、AIチャットで「外部のパートナーとプロジェクト管理やkintone案件管理に関するデータを共有したいんだけど、どうやってアプリを設計すればいい?」と質問や修正の指示を出すだけでOK。
※レクシンAIはゲストスペースの「設計」に対応しています。AIが提案した設定内容を見ながら、kintoneで実際に設定していきましょう。
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